女性(50代/会社員)
傷病名:右下肢2型糖尿病壊疽
初回の相談では、障害年金の申請を目的としていたが、詳しく状況を聞いたところ通勤災害であったことが明らかになった。本人は会社に迷惑をかけることを避けたいという考えから労災申請をしていなかった。しかし、今後の生活を考慮すると労災申請が有利であると判断し、会社の責任は問われないと説明した結果、本人の了承を得た。そのため、障害年金と労災申請の両方を進めることにした。
最初に入院した病院での初診が認められず、証明書の発行が拒否された。そこで、20年以上前の医療記録を開示したところ、健康診断からの紹介状が見つかり、初診が確定した。
障害厚生年金と労災給付が認定され、以下の給付が決定した。
障害厚生年金2級:年額1,500,000円
休業補償給付:540日分
障害補償給付:5級、年額184日分
余談として、初診時は健康保険証を使用していたため、約500,000円の治療費を支払っていた。これについて病院と交渉し、返金を受けることができた。
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