相談者は男性(50歳/単身)、傷病名は肛門管癌。
人工肛門造設ですが、症状は思わしくなかった様子。
ご本人は入院していたので、ご家族が来所されました。ご家族の方が相談者の様子を詳細にまとめた資料を用意してたので、面談時や、面談後の病歴申立書などの作業も、ほとんど再確認することもなくスムーズに進みます。
人工肛門は、造設から6か月後が認定日。初診を証明する【受診状況等証明書】の手続きも滞りなく取得。診断書の依頼をしたところ、主治医の先生から「なぜこの状況で障害年金を申請するのか?」と質問をされ、障害年金が本来持つ目的、またはご家族の思いをお伝えして、理解を得ることができました。
ご契約から3か月後に裁定請求書を提出できました。
決定した年金種類と等級:共済年金1級
支給月から更新月までの支給総額:約75万(未支給年金6か月分)
認定日請求
共済年金は等級が判明するのは早いのですが、その後基礎年金の確認作業がある様で、入金になるまでにお時間がかかります。
請求期間中に、ご本人様の訃報をお聞きしました。担当者はもちろん、職員全員がとてもショックを受けました。
通常、他界された後の手続きはご家族の方にお願いしているのですが、年金の失権、未支給年金請求への切り替えなど、年金に関する事務のお手伝いも当センターにて行い、お亡くなりになるまでの6か月分を未支給年金として、ご家族の方がお受け取りになりました。
今回、請求後から年金の入金まで長期に渡ったの原因として、共済年金2級以上であったこと、請求中に他界され手続きが切り替わったこと、この二点が挙げられます。通常はここまでお時間はかからないかと思います。ご安心ください。
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