女性(40代/無職)
傷病名:慢性疲労症候群
普段から障害年金の申請でご協力いただいているクリニックの先生を通じてご相談が有りました。
慢性疲労症候群の場合、非常に専門医が少なく、多くの場合ドクターショッピングをせざるを得ず、
この方に場合もいくつかの病院でさんざん検査をされた挙句
「これ以上どうしようもありません」と匙を投げられ、
たまたま知人の知人から「いい先生がいるから一度相談してみたら」とう一言から、
今回ご紹介頂いた先生に診て頂き、やっと慢性疲労症候群と診断されていました。
慢性疲労症候群特有の広範にわたる症状特に易疲労がひどく、
ほぼ一日中横になっておられるということで、
お疲れの出ないように、リモートでの面談をさせて頂きました。
慢性疲労症候群は従来認定困難事例が多く、H24年国が「認定事例」を公表し、
当事者にとっては障害年金の申請がより身近にまた診断書を書く医師にとっては貴重な材料になりなしたが、
一方でまだ申請の難しい傷病であることには違いありません。
そこで、当センターとして、最も重要な初診日の確定から症状の経過に関し詳細にお聞きしました。
その結果、障害認定日にも十分2級に該当していることが分かり、認定日(遡及)請求をすることにしました。
医師への診断書作成依頼をする際には、面談でお聞きした内容を参考資料としてまとめ添付させて頂きました。
また、同時に医師へは先の国が公表した「認定事例」もご紹介し、参考にして頂きました。
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級(認定日)
支給月から更新月までの支給総額:約403万
請求方法:認定日請求(遡及約3年分)
母子家庭のお母さまで、「子供に迷惑を掛けていたので...」と非常に喜ばれていらっしゃいました。
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