相談者の状況：

女性（50代/無職）

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害基礎年金１級

支給月から請求月までの支給総額：約３３万

　　　　　次回更新までの支給額：約297万

請求方法：２０歳前障害・事後重症請求

手帳の有無：なし

当センターのサポート：

遠方の相談者のご家族よりご相談がありました。ご本人は現在入院中で、

相談者の地元の郷里には高齢の母親が住むのみです。

高校生の頃より症状が出始めていたそうで、家を飛び出したりすることもあったそうです。

今回は相談者のことを熟知しているご家族の方から聞き取りをしました。

相談者の日常生活能力や労働能力の低下の程度が十分に反映されるのが重要と考え、

そういったことを病歴申立書へ猛烈にアピールしました。

相談者日常生活能力の状況：

請求日：日常生活能力：【助言や指導をしてもできない】（適切な食事を除く）

　　　　日常生活程度：【常時の援助が必要】

・料理を作ったりスーパーに買い物に行く事などは全く出来ず、

自宅では入浴拒否等も顕著で身辺の清潔保持は困難である。

・日常生活で他人と話が噛み合うことがないし、常に話題が飛んで

しまい、過去に戻ってしまう。

・在宅時は着替えることも全くせずに、テレビを見ることもラジオ

を聴くこと等もせず、自閉的でほとんどが臥床状態である。

・身辺の清潔保持や適切な食事摂取等の日常生活全般において終日

の他者からの支援や指導を要しているが、指導を理解できずに拒否

することもある。

結果：障害基礎年金１級が認められました。

相談者のご家族はもちろんのこと、スタッフ一同安心しました。